NinjutsoのSora 4Kを「ふもっふのおみせ」で購入しました。4Kというのはポーリングレート4000Hzのことで、この数値が高いとより正確な操作が可能になり、反応速度も早くなると言われています。
FPSゲームにおいて正確性や反応速度は重要な要素なので、パフォーマンスが向上するのではないかと思い購入しました。
普段はG PRO X SUPERLIGHTを使っていますが、ポーリングレートは1000Hzです。
4Kの恩恵や、G PRO X SUPERLIGHTと比較しならがレビューします。
Ninjutso Sora 4kの仕様
以下、公式からの引用です
物理的仕様
奥行き | 37.3mm |
グリップ幅 | 59mm |
長さ | 120.8mm |
重さ | 49g±2g |
バッテリー寿命 | 90時間 |
電気系統
スイッチ | Omron Optical |
エンコーダー | TTC – 9mm |
技術仕様
センサー | Pixart PAW3395 |
DPI | 50 ~ 26000DPI |
最大加速 | 50G |
最高速度 | 650IPS |
LOD | 1/2mm |
最大ポートレート | 4000Hz |
サイドボタン数 | 2つ |
Ninjutso Sora 4kのレビュー
外観
Sora 4Kは赤、白、黒、ピンクがあり、今回ピンクを購入。とても可愛らしいデザインで、女性ゲーマーにもおすすめできます。
箱もかわいいので飾ってもよし。
G PRO X SUPERLIGHTと比べると、若干平べったくなっており(背が低い)、手が小さい人も使いやすいのではないかと思います。
ロゴは光りません。
ソールは四隅についています。
個人的にソールはどのマウスも気にしたことがないので、今回もとくに不満はなし。
使用感
VALORANTで2ヶ月使いました。800DPIの0.34でプレイしていましたが、軽すぎて感度が高く感じて0.28まで落としました。AIMしやすいかもしれません。反応も問題なし。
クリックは若干固めです。ホイールは柔らかい(軽い)です。
PCにつなげたら公式から専用のソフトウェアをダウンロードしてインストール。
DPI Stagesが1になっていますが、4まで増やせます。増やした分だけDPIを設定できます。
センサーの設定もできますが英語なのでわかりにくいです。
マクロの記録もできます。この辺はロジクールの方がわかりやすい。
サイドボタンは「カチッ」っとしっかりなるタイプです。どちらかと言えば固め。
手が小さいと奥のボタンは押しづらいかもしれません。
充電方法
USBケーブルで充電できます。マウスに挿す側はUSB-Cになっています。
充電しながらも使えるため、有線マウスにもなります。
ただし、その場合ポーリングレートは1000Hzまでになります。
充電の持ち
スペック表には最大90時間とありますが、ポーリングレートを4000Hzにすると明らかに充電の減りが早いです。1000Hz以下にすればもう少し長く使えそうですが、せっかくの4000Hz対応なので4000Hzで使いたいところ・・・。
フル充電でVALORANTをやりつづけると、1日で半分かそれ以下になっていて、2日ぐらいしか持ちません。
耐久性
使い始めて2ヶ月ほどですが、とくに不具合はありません。
高いマウスなので、1年以上は持ってほしいところです。
G PRO X SUPERLIGHTは半年ほどでホイールに不具合が出ました。
DPI
驚きの26000DPIまで対応しています。
しかしながら、VALORANTや他のFPS・TPSでしか使わないので私は800で使っています。
ほとんどの人は400か800ではないでしょうか。
同梱品
- マウス本体
- レシーバー
- USBケーブル
- 替えのソール
- 取説
替えのソールはU字型です。デフォルトでも問題なく使えます。
持ち方
わりとどの持ち方でも違和感はありませんでした。
個人的にはつかみ持ちが最適かも。
Ninjutso Sora 4kの残念な点
価格
17,980円とけっこうお高め。
多くのプロゲーマー・ストリーマーが使っているG PRO X SUPERLIGHTよりも高いです。
ただ、超軽量なのに穴あきではないこと、4000Hzに対応していることを考えれば「まぁ、そんなもんか」といった感じ?
それでも高いか。
プロファイルの切り替え
Profile1をクリックしてProfile2やProfile3などに変更できます。ゲームに応じてプロファイルを自動で切り替えられないのは不便。
サイドボタンへのキー割り当ては普通にできます。
Ninjutso Sora 4kの良い点
とにかく軽い
ボディに無数の穴がなくても49gはすごい。軽すぎておもちゃかと思いました。
軽量マウスとして有名なG PRO X SUPERLIGHTと比較してもはっきりと重さの違いを感じることができます。
今までの感度が高く感じるかもしれません。
手が小さい人でも持ちやすい
背が低いせいか、小さく感じます。
しかしながら全長はG PRO X SUPERLIGHTとほとんど変わりません。
シンプルなデザイン
やっぱりゴツゴツメカメカしたマウスよりかは、このようなきれいなデザインのが好みかな。
なめらかな曲線が美しい。
4Kの恩恵はあるか?
ポーリングレート4000Hzにすると、カーソルが滑らかで、クリックの反応が早くなる、なんて言われています。
VALORANTで使ってみたところ、若干滑らかな気がしますが、軽さのせいもあるかもしれません。
モニターを120Hzから240Hzにしたときのような、大きく体感することはできませんでした。
G PRO X SUPERLIGHTとSORA 4K
一概に、どちらがいいとは言えないかなと思いました。
それぞれメリットとデメリットがあります。
G PRO X SUPERLIGHTのメリット
- バランスがいい(軽さ・大きさ)
- プロファイルが自動で切り替えられる
G PRO X SUPERLIGHTのデメリット
- 6ヶ月程度でホイールが故障(交換品も8ヶ月で故障)
Sora 4Kのメリット
- 4000Hz対応で反応速度向上、カーソルが滑らかに
- めちゃめちゃ軽いので長時間操作しても疲れない
Sora 4Kのデメリット
- プロファイルの自動切り替えができない
仕事をするときはサイドボタンをコピーと貼り付けに割り当て、VALORANT をするときは別のキーに割り当てています。
G PRO X SUPERLIGHTではゲームを起動したときに自動で切り替わるのでかなり便利なのですが、Sora 4Kはソフトウェアを開いて手動でプロファイルを切り替える必要があるためけっこう不便。
この点が妥協できるならSora 4Kはアリだと思います。
まとめ
- ポーリングレート4Kで反応が早い・滑らか
- めちゃめちゃ軽い
- デザインがいい
- ソフトウェアが日本語非対応
- 4Kにすると充電の減りが早い
- 高価
- 自動プロファイル切り替えができない
めっちゃいい!というマウスではないと感じていますが、ポーリングレート4K対応で穴のない軽量マウスがいいなら候補の一つに入れてもいいのではないでしょうか。
VALORANTではSora 4Kをメインに使い始めました。
慣れるまで時間はかかりそうですが、自分が気づかないところで意外と恩恵はあるのかも・・・?
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